昨年の夏、わが家に迎えたシュウメイギクが満開です。
ブログでやり取りさせてもらっていた方の記事で知った花でした。
何度も出てくるシュウメイギクの美しさに惹かれていたときに、
苗を見つけて購入しました。
でも、植えたあとに気温が上がり
苗の元気がなくなってしまいました。

右下の苗がシュウメイギク
もしかしたらダメかも…。
いや、絶対に枯らせない。
わたしの中に、強い思いが湧いていました。
シュウメイギクとのご縁をくれたその方に、
大きな病気が見つかっていました。
なにかしたい。
なにもできるわけがない。
「命の力」を信じる。
その方は抗がん剤の副作用と効果を冷静に比較しながら、
自分が本当はどうしたいかを問い続けていました。
抗がん剤をやめると決意した記事を読んだときの、
その凛々しさと勇気は、わたしにとって大きな衝撃でした。
諦めではなく、
自分の中にある再生を信じての決断。
何が正しくて間違いかなんてない。
どう選択したら後悔しないかなんて、誰も分からない。
だからこそ、大きな大きな決断だったはず…。
全てのものに宿る命の美しさを感じさせてくれる、記事や写真が好きでした。
今、伝える術がないけれど、、

シュウメイギクが咲いています。
細い茎から想像できないくらいの凛々しくて優しい姿です。

わたしは、わたしの命をどう使おう。
何となく生きるのではなく、
意図をもって生きていきたい。
きっとまた逢える、
そう信じています。