春を通り越して初夏かと思ったら急に寒くなったり、また暖かくなったり。
寒暖差で体調不良になっていませんか。
コロナのおかげで手に入れた家時間で、片づけ、ブログのリライト、パンやお菓子作り、読書、オンライン講座受講、庭もほどほどだけどちょっと出来た。
tayorako.hateblo.jp
今日は「自分の特性を知ったら誰かと比べずに生きられるよ」第2弾で、メンタルモデルについてご紹介します。
メンタルモデルとは
昨年受けた講座の中で、初めてメンタルモデルを知りました。
頭の中にある「ああなったらこうなる」といった「行動のイメージ」を表現したもの
メンタルモデル - Wikipedia
もっと深く知りたくてこの本を買いました。

この本で定義する「メンタルモデル」、とは、誰もが無自覚に持っている「自分は/世界はこういうものだ」という人生全般の行動の起点になっている信念・思い込みです。
私たちは幼いころに「この世界にあるはずだ」と思っている大切なものが、期待していた形では「ここには”ない”」 という何らかの欠損の"痛み" を体験します。
その際に、「自分が/世界は ◯◯なんだ、(だから仕方ない)」と思考を使って理由づけし、この痛みの感覚を切り離そうとする、という働きが無意識で起こるようです。
この時に形成される「自分は◯◯だ(だからこの痛みが起きたんだ)」という自分やこの世界に対する"判決" のような完全無自覚な信念・思い込みをメンタルモデルと呼びます。
ザ・メンタルモデル
文字からの情報がなかなか自分の中に浸透していかないタイプなので、時間をかけてかみ砕きながら読んでいます。
同じような失敗の繰り返し
人生を振り返って、同じような失敗や痛みを繰り返していることはありませんか。
例えば…
- 会社や周囲の人のために頑張るものの、思うような成果が出せず自分はダメだと思う
- 誰かのために一生懸命に尽くしたけれど、伝わらなくて悲しい思いをする
- 不便と感じていることを、面倒くさくて後回しにして過ごす
- 自分を高めるために次々と挑戦するものの、自分のゴールが見えなくて不安になる
- 次こそは優しい人と出会いたい、でもどうしようもない相手を好きになる
などなど。
大きく分けて4つ
無自覚な痛み=メンタルモデルは、大きく4つに分類されます。
- 価値なしモデル(わたしには価値がない)
- 愛されないモデル(どうせ愛されない)
- ひとりぼっちモデル(人はみんな一人だ)
- 欠陥欠損モデル(わたしには何かが欠けている)
一つ思い当たる人もいれば、いくつか当てはまる人もいると思います。
壊れたCDの外し方
わたしの中で大きな割合を占めているのが「愛されないモデル」です。
条件付き&否定的な愛で育ったことで「愛されたい」と強く思う気持ちとともに「どうせわたしは愛されない」と心の底で思う気持ちがあったことに気づきました。
気づいたとき、腑に落ちました。
あ~、だからかぁ…。
危険と感じた人に対して、裏切られる前に自分からシャッターを下ろして身を守った。
愛されないなら、わたしも愛さないさって壁を作ってきたなぁ…って。
自分が傷つかないように守りを固めて安心するのだけれど、最後に残るものは何とも言えない寂しさだったんだよね。
自己探求のオンライン講座で「何度も聞いたCDをそろそろ違うものにかけ直したいって思っているのに、またかけちゃう…そんなことあるよね~。それを壊れたCDって呼んでいるの」と聞いたとき、それがメンタルモデルか~!と自分の中で一気に理解が深まって嬉しかった。
自分でCDがかかっていることに気づけば外せるんだ✨イメージしやすい✨
SNSに関する悩みは、メンタルモデルが表れやすいのではと思います。
- わたしの記事(またはツイート)は誰の役にもたっていない気がする→価値がない
- わたしの記事を楽しみにしてくれている人は少ない→もっと愛されたい
- 姿を消すことを宣告→最終的に人は一人ぼっちと思いつつ、誰かに気づいてほしい
- あの人のようにはわたしはできない→何かが欠けている
わたしも持っているし、みんなも何かしらもっているんじゃないかなぁ。
メンタルモデルに自覚的になる
「愛されないモデル」が自分の中にあると知ってから、愛されるために行動するのではなく「自分がどうしたいかを大切にして行動しよう」と意識を変えました。
たとえ今までと行動が同じだとしても、意図することが違うと結果が気にならなくなってきました。
例えば「母のために行動して何も得られなくて傷ついた」という壊れたCDを外して「わたしが母の様子を知りたくて会いに行くことを選んだ、だから母がどんな態度であっても構わない。自分がその行動をとれたことを誇りに思う」へ変化。
ブログなら「たくさんの人の情報になることを書けるように考えて、記事が書けなくなる」という壊れかけのCDを外して「書きたいと思ったこと、伝えたいと思ったことを書く。それを必要としている人に届く工夫をする。みんなに伝わらなくてもいい、わたしは表現したいから書いている」へ。
モヤモヤしたときや何かに迷ったときには「わたしは本当はどうしたい?」って聞いてみる。
表面上ではない、深い自分の思いと向き合うと相手への伝え方も変わっていくことを実感します。
自分が変わることで、つながる人と心地よい距離を保ちながら、見栄も虚勢も張らずに自然と良いおつき合いができているなぁと感じています(なんて、わたしだけの思いだったらごめんね!笑)。
メンタルモデルは自分を知るツールの一つ。こんなのあるんだーって知ってもらえたら嬉しいです。
「欠けているモデル」の人は欠けている部分を埋めようと頑張らなくても、その形のまま大きくなればいいんだって。
それを聞いたときすごく嬉しかった。
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