こんばんは、明日から始まる平常運転に心と身体がついていけるか心配なたよらこです。
今日でゴールデンウィークも終わりですね。
皆さん、どんなふうにお過ごしでしたか。
わたしは家でのんびり&庭仕事することがほぼほぼでしたが、一日だけ家族でお出掛けをしてきました。
今日は群馬日帰り旅行をお伝えします。
2014年ユネスコ世界遺産委員会で世界遺産一覧表に記載された「富岡製糸場と絹産業遺産群」。登録されてすぐの頃は、渋滞がすごい。混み具合もすごいとニュースになっていました。
見てみたいけれど、混雑の中へ突入する勇気がなくて伸ばし伸ばしにしてきました。
一時の混み具合ではないにしても、GW中なので多少の人混みは覚悟で乗り込みました。
【 開場時間 】
09時00分~17時00分(最終入場 16時30分)
【 休場日 】
年末(12月29日~31日)
見学料
|
個人料金 |
大人 |
1,000円 |
高校・大学生(※学生証忘れずに!) |
250円 |
小・中学生 |
150円 |
*未就学児は無料です。 *障害者手帳をお持ちの方と介護者(1名)は無料です。 *高校・大学生は学生証を提示してください。 *富岡市民は入場無料です。 住所が確認できるもの(運転免許証など)を提示してください。 |
富岡製糸場 | しるくるとみおか 富岡市観光ホームページ
ちょうど9時頃に到着しました。

たくさんの人。
ガイドツアーが大人一人200円(中学生以下100円)でありましたが、音声ガイド機を一台レンタル(200円)。希生に渡して、聞こえてきた内容をわたしと夫に要約してもらう作戦にしました。
※スマホを使った音声ガイド(無料)もあったみたいです。パンフレットにQRコードが載っていました。通信料はかかりますが、便利かもしれません。

ガイドツアーに参加されている人が多くて、その集団に何度も飲み込まれそうになりながら、自分たちのペースで歩きます。

鎖国が終了して海外との貿易が始まった時に、日本からの輸出品の中で大きな割合を占めていたのが生糸でした。
品質の良い日本の生糸造りはその頃手作業で、需要に追い付いていませんでした。
そこで日本政府が富岡製糸場を設立、フランス人技師ポール・ブリュナの指導を受けて生産効率を上げました。

工場の敷地面積は約5万7千m2、建築面積1万8千m2、延床面積2万4千m2、当時の製糸工場としては世界最大規模を誇っていました。
歴史的な価値が高い瓦葺、木骨(もっこつ)レンガ造りで、日本とフランスの建築技術の粋を集めた、モダンな建造物です。
今では工場のオートメーション化は当たり前ですが、木製器械しかなかった時代です。全長約140mある繰糸所(繭から生糸をつくる場所)に、金車(かなぐるま)と呼ばれた鉄製の繰糸器械が並び、いっせいに動く姿は壮観そのものだったことでしょう。
歴史的な産業施設「富岡製糸場」の設立秘話|シルクと暮らす~知っておきたいシルクの魅力~より
この場所で、北海道から九州まで各地から集まった15歳から25歳の工女たちが働いていたのですね。
勤務時間
朝の7時~夕方の4時半まで 実働時間7時間45分(ただし、季節によっては勤務時間がちがう)
休日 年間76日
内訳 日曜日50日
祭日 6日
年末12月29日~12月31日
正月 1月1日~1月7日
暑休 10日
お日様と共に起きて仕事をしていたのだなぁ。
小屋組には「トラス構造」なる建築工法が用いられていて、中央に柱がなくて広い空間でした。採光のためにたくさんの窓もありました。

フランス人が飲んでいたワインを見て「富岡製糸場へ入場すると、外国人に生き血をとられる」というデマが流れたことは有名ですよね。
今や日本人に赤ワインがこんなに浸透しているなんて、当時の方には想像出来ないでしょうね。

富岡に製糸場が出来た理由もパンフレットに載っていました。
- 要蚕が盛んで、原料繭が確保出来る。
- 工場建設用の広い土地が用意出来る。
- 外国人指導の工場建設に住民が同意。
- 既存の用水を使うことで、製糸に必要な水の確保が出来る。
- 燃料の石炭が近くの高崎から採れる。
住民が同意したところがすごいなぁと思いました。
自分が小学生の頃に学研だったかなぁ。繭玉から糸を取る実験をして、最後に蚕が出てきた時の衝撃を思い出しました。
ブリュナエンジン
開業当時の富岡製糸場を動かしていた蒸気機関の復元だそうです。
わたしには全く分からないのですが…夫はワクワクすると申しておりました。

これ一台で17.5馬力だそう。
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お馬さんが17~18頭の力・・・( ̄▽ ̄;)よく分からん💦

寄宿舎
工女たちが暮らしていた宿舎です。
ボロボロ。

近寄ることは出来ません。
ここで女ばかりの暮らし。
想像すると、ちとコワイ。
置繭所
繭を乾燥、貯蔵し、乾燥のための場所だそうです。
ライトが当たっていたので幻想的でした。

木骨煉瓦造の建物と花の競演。キレイ✨
身近な世界遺産、目で見ることが出来て良かったです。

おまけ
富岡製糸場近くの八百屋さんの看板猫ちゃん。
おじいちゃんに甘えている姿が可愛いかった。
OKもらったので一枚パチリ✨

令和の初日だったのに、溢れる昭和感!

あ、富岡製糸場で、記念バッジをもらいましたよ。
少林山達磨寺へ
富岡製糸場から車で30分程の場所にある達磨寺へ。
達磨寺は、群馬県高崎市にある黄檗宗の寺院。
山号は少林山。
「高崎のだるま市」で有名な寺である。
また建築家ブルーノ・タウトが2年ほど過ごし、助監督時代の黒澤明が脚本化した「達磨寺のドイツ人」の舞台でもある。
達磨寺 (高崎市) - Wikipedia
養蚕農家が七転び八起きにちなんで、蚕の脱皮が良くなり良い絹が取れることを祈ったことが縁起だるまのはじまりなのだそうです。
富岡製糸場と繋がっている。

だるまさんがいっぱい。

たくさんの木々。澄んでいる空気。

希生がご朱印をもらいに行ったら、用紙に願い事を書くように言われたんだって。
珍しい。

受け取る時には、短いお経を読んでもらっていました。何のお願い事したんだろう。
令和元年五月一日。良い記念になりました。
駐車場横にだるまの絵付け体験もありましたよ。
800円~だそうです。

少林山の歴史 || 黄檗宗 少林山達磨寺
文具屋巡りへ
予定では一軒だったのですが、途中で気になる文具店を見付けてしまってUターン。
寄ったのは「よろずや文具店」。

入り口の雰囲気が良いでしょ。
3階まである広い店内!

こんなものを見付けちゃいました(๑´ლ`๑)

二軒目はいつか行きたいなぁと思っていた「Hi-NOTE(ハイノート)」。

こちらは文具マニアには有名なお店。
噂通りの充実した店内でした。

こちらでも欲しかったものと、パンに関するものを購入しました(๑´ლ`๑)だは
文具に関しての熱い思いで長すぎ(オタクすぎ)ちゃったので、別記事に移しました。

文具好きの方に読んでもらえたら嬉しいです♡
数年前からパソコンのお気に入りに入れていたガトーフェスタハラダ。
やっとやっと行けました。

工場見学については料理ブログに引っ越しました。
tayorakokitchen.com
ガトーフェスタハラダのラスクはラスクを超えていて、ケーキや料理に近いように感じます。
一枚で心の満足感が高いの✨
全国に店舗があり、期間限定&地域限定があるので見かけた時にはぜひお試しを。
☆日帰りでも、行きたいポイントを絞れば十分楽しめます!
次に行きたいところはメッツァビレッジ、もしくは棚田です♪行けた時には、またレポさせて下さいね。
以上、群馬日帰り旅でした。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました(*^^*)/
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」