Go To Travelキャンペーンが東京も対象になり、地域共通クーポンの付与も始まって本格的に活発化してきました。
旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト
どこかに行かれましたか?もしくは、これから行く予定ですか?
わが家は行きたい気持ちは大きくありつつ、大学受験を控えた息子がいるため時間的に難しいです~。
日帰りでもいいので、息抜きのチャンスがないかと目論見中。
マスメディアの情報ではキャンペーンに賛成の人、反対の人、使いたいと思う人、使う気分ではない人それぞれですね。
コロナ感染は防ぎたいし、縮小したい。
経済は発展させたい。
命を守りたい。
生活のためにお金は稼ぎたい。
どうすりゃいいんだーー!
どんな行動をしたら正解かは誰も答えを持っていないから迷う。
周囲の目や声も、気になりますね。
コロナがいつなくなるのか、それともなくならないのか。
ワクチンができるのか、そのワクチンに効果があるのか、本当に安心なのか分からない。
今は正解かと思われていることも、原発のようにいつ想定外のことが起きて正解が崩れるのかも分からない。
本当に…どうしたらいいのだーー⁉
という気持ちですよね。

わたしたちは今、大きな時代の変換期(パラダイムシフト)に立っていると言われています。
パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。
パラダイムチェンジともいう。
科学史家トーマス・クーンが科学革命で提唱したパラダイム概念の説明で用いられたものが拡大解釈されて一般化したものである。
パラダイムシフト - Wikipedia
今まで当たり前だったと思っていた価値観が、大きな音をたてて崩れていくのを感じていませんか。
働き方
コロナで変換していることの1つは働き方。
わたしの周りにオフィスを完全になくした会社に勤務している友人が数人います。
以前は東京へ行って仕事をして、夜遅くまで働いて、家には寝るために帰るだけだったそうです。
コロナをきっかけに自宅でワークができることが証明され、オフィスを撤退したと。
忙しくないわけではないけれど、自分で働く時間が決められるし、ゆとりもできた。家族との時間も増えたと言っています。

すでに元の形態に戻っている会社もありますが、新しい様式を取り入れている会社も増えていますね。
都市と地方のランク
今までは東京、大阪などの都市に住んでいることにステータスを感じたり、ランクを感じたりしたりしていました。
地方に住んでいる人にとって、東京に住んでいる=なんだかすごいことだと感じていたし、地方に住んでいるコンプレックスがありましたよね。
わたしも自分の住んでいる自然が豊か(=田舎)のこの場所を、誰かに話すことが嫌でした。コロナをきっかけに、なんて素晴らしい場所に住んでいたんだと認識が変わったんです。
www.tayorako-hiraya.com
東京に住んでいる妹が、肩身の狭い思いをずっとしていると話してくれました。
妹以外の東京在住の友人もバイキン扱いされているみたいな気持ちになる、と怒りと悲しみを感じているようです。
Go To Travelキャンペーンが始まっても、東京の人は地方に来ないでほしいという書き込みをSNSで見かけることもあります。
それってどうなの?と思う一方、わたしも東京へ行くことは、隣町に行くこととは気持ち的に大きな差があると感じています。
東京=都会、便利、何でも揃う、金持ちが多い(もちろんイメージで、一概には言えません)などの印象は、コロナ感染者が多い、危険、怖い、不便へという変化へ。
だったら地方がいいのか、都市はダメなのか、という安易な評価ではなく、自分がどう生きたいのかを突き付けられているのだと感じます。
生き方
どこに住むか、どう働くか、どう生きるのか。
勉強も仕事でも成果を出して社会で認められることが幸せという、正解がある程度決まっていた時代から、
周囲に認められるかどうかではなく、自分が満たされているかどうかが指標となる生き方へ。
わたしがお世話になっている美容院は家族経営です。
もしもお店でコロナ感染が出てしまったら廃業になる、だから必要なとき以外は外に出ない。

「イ〇ンにさえ半年以上行っていないんです」と言っていました。
それも選択肢のひとつです。イ〇ンに行かなくても、今はネットショップで買い物もできるし、宅配サービスもたくさんあります。
逆にリスクに怖さを感じても、感染対策をしながら外へ出る選択肢もあり。
ワクチンがいつできるのか、ワクチン自体が本当に安心なのかは分かりません。
ずっと安全な場所に隠れて生きることに圧を感じているのは、わたしだけでしょうか。
菌を抑えても新たな菌はまたできる。
抑えた分、次の菌はもっと強力になって現れるともいわれています。
でも、それが真実なのかは、まだ誰にも分からない。
じゃあ、どう生きればいいの?
どう生きたいですか?
誰かのせいにして諦めたり、批判したりしながら生きていくのは嫌だから、自分の人生は自分で決めていきたいと思っています。
もちろん家族を含めて周囲の気持ちを考えたり、空気を読むことも必要な場合もあると思います。
でも、自分の気持ちを置き去りにして周囲への過剰適応をするのではなく、まずは自分の気持ちと向き合ってから、周囲の状況も考えて答えを出していきたいです。
あのとき、あんなふうに言われたからこの道を選べなかった…と、過去を引きずって生きたくはないから。
どんな選択肢があってもいい。
誰もが自分の道を自分で選択できる、そんな時代への変換期に立っていると気づいてほしいです。
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