頼らない子育て

人と違うを楽しむ×子育て

つばを吐く理由と対処

入園当初から奇声はあった自閉症のFくん。
しばらくして、つば吐きが始まりました。

T先生のご指導によると、奇声をあげる理由はうれしい・悲しい・嫌だなどの感情の表現。
そして自分を注目してほしい・かまってほしいというアピールの場合もあるそうです。

つば吐きの理由も注目してほしいという注目行動であるとともに、逃避行動でもあるそうで、
気持ちが切り替えられないとき、つばを吐いて注目されている間は、嫌なことから逃れられる、などの理由があると考えられています。

自閉症のつば吐きは1度始まると長いことが多いそうです。

家庭で始まったつば吐きに、Fくんの両親は厳しく叱って対処していたそうです。
しかし、止まることなく園でもはじまってしまいました。

ブッと本当につばを吐くんです。
こちらの顔に向けてです。

嫌な顔をしたり、「ダメでしょう」などと叱ると嬉しそうな顔をします。
Fくんにとって悪意のあることでなくても、その顔を見るとフツフツと怒りさえこみ上げてきます。
そして同時に悲しい思いも・・。

少しづつ信頼関係が出来てきたと思っていたので、ショックは数倍に⤵
わたしの体に少しづつ異常が出はじめました。
毎朝の頭痛。
体が重い・・。
独り言が多くなった。
時々急に泣きたくなる。
鬱状態だったと思います。
いや、鬱かな・・。

救いは、発達障害に理解のある園長先生に変わったこと。
そして今まで数か月に1回くらいの訪問だったT先生が、わたしとFくんを心配して毎月様子を見に来て下さるようになったことです。
いらっしゃるだびにアドバイスを頂き、力を頂きました✨

T先生からのアドバイスです。
☆対応の仕方
・反応したり、活動から外すのは適切ではない。
・平静を装って反応しない。

ふーーーーーう。
顔につばが飛んでも平静を装うって、難しくって💦
悟りの領域です。凡人には平静を装うを装うにしかならず💦
Fくんに見抜かれる⤵

アドバイス その2
☆解決に向けて
・結果(反応がある。逃れられる)が得られるうちは、つば吐きが続く。
・反応しないことで、つば吐きは一時的に増えることもある。
・つばを吐きそうな時に、吐かなかったときはたくさん誉める。
・つば吐きをしたとき「○○がいやだったの?」「いやいや?」など、つば吐きの代替えになる言葉を伝える。


Fくんのつば吐きは年長に進級して、新しいクラスになり、教室が変わり、担任も代わり、母親の勤務の都合で降園時間が30分伸びたときにピークを迎えました。
新しい環境に慣れることが不得意なのは自閉症の特徴です。
安心して過ごせる場所を見つけ、ゆったりと過ごしながら、信頼関係を深めることで、少しづつつば吐きが少なくなっていきました。
約1年半のつば吐きとの闘いでした。



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